最近のお米の価格が高くなったり、在庫が少なくなっている状況で、ふるさと納税でお米を選ぶ人が急増してきています!
楽天市場のふるさと納税の総合ランキング1位、2位でお米がランクインするほどです。
ふるさと納税でもらえるお米で人気なものは、地元のスーパーではなかなか手に入らない各地のブランド米があげられます。
特に食味ランキングで3年連続「特A」を獲得したお米は味の折り紙付きで、寄付の返礼品として大人気です。
この記事では、ふるさと納税のお米の選び方と、3年連続特A評価のブランド米をご紹介します。
「せっかく買うなら美味しいお米が食べたい」「好きな料理にぴったりのお米を選びたい」と思っている方が、ピッタリの一杯を見つけれるように解説しているので、ぜひ参考にしてください!
お米の選び方ポイント
お米の選ぶ際には主に3つの点に着目すると、自分に合ったお米を選びやすいです!
選び方① 産地|気候や水質がお米の特徴に影響する
お米は産地の気候や土壌、水質の影響を強く受けます!
例えば、寒暖差の大きい地域や雪解け水に恵まれた地域では、お米に甘みや粘りが出やすいと言われます。
寒冷な冬の雪と春先の雪解け水による豊かな水資源、そして昼夜の大きな温度差が、コシヒカリ本来の甘みと粘りを引き出し、ふっくらとした炊き上がりを実現しています。
そのため、魚沼産のコシヒカリは、口に含んだときの豊かな風味と絶妙なバランスが、消費者から「究極のご飯」として高く評価され続けています!
また北海道は、広大な大地と澄んだ水、そして厳しい寒冷地という環境が、米に独特のコシともちもち感をもたらします。
よって北海道で有名なゆめぴりかは甘みとしっとりした食感を実現し、豊かな風味が人気です。

このようにお米の産地を知ることで、お米が育った環境や特徴をイメージしやすくなります!
選び方② ごはんの好み|お米の硬さ・硬さなどの特徴を知って、自分の好みに合うものを選ぶ
お米は品種によって硬さ・粘りが異なり、合わせる料理も変わってきます!
普段食べているお米の特徴と照らし合わせて選ぶと、自分好みのお米に出会えます!



今回紹介するお米を2つの軸で分類してみました!
横軸:かため(歯ごたえしっかり) ←→ やわらかめ(柔らかい食感)
縦軸: もっちり(粘り強め)←→ あっさり(粘り控えめ)


4つの特徴それぞれに良さがあり、それぞれに合う料理も違うんです!
次の表に特徴とあう料理をまとめます。
好み | 品種 | 特徴 |
やわらかめ・もっちり(右上) | こしひかり、ゆめぴりか、彩りのきずな、つや姫 | 粘りが強くふっくら柔らかいお米。 和食全般や炊き込みご飯によく合い、お米の甘みが料理に深みを与えます。冷めても硬くなりにくいためお弁当やおにぎりにも最適です◎ |
やわらかめ・あっさり(右下) | 雪若丸、銀河のしずく | 上品で軽い口当たりのお米。 寿司やあっさりした和食に合い、酢飯や出汁の効いた料理を邪魔しません。 |
かため・あっさり(左下) | ななつぼし、きぬむすめ | 一粒一粒がしっかりしていて、噛みごたえがあるお米。 チャーハンやカレー、丼物のように汁気や油分がある料理に向いており、ご飯がベタつかず最後まで美味しく食べられます |
かため・もっちり(左上) | さがびより、いちほまれ、にこまる | 粘りはあるが粒に弾力があり歯ごたえもあるお米。 味の濃い料理やおにぎり、丼物に向いており、ご飯の存在感がしっかり感じられます。 揚げ物×白米のようなガッツリ系には、このもっちり硬めタイプがベストマッチです。 |
選び方③ ブランド米|産地や特徴で選ぶ楽しみも!
ふるさと納税なら、全国のブランド米を試すことができるのも大きなメリット!
普段買えないような地域限定のプレミアム米を選ぶのも楽しいです。
今回紹介しているものの中で、高級ブランド米として圧倒的に有名なのが新潟県魚沼産のコシヒカリです!
魚沼産のコシヒカリは、平成元年から最高評価の「特A」を最も多く獲得しているだけでなく、その育成環境が他に類を見ないほど厳しくも恵まれた条件の中で育まれているのが特徴です!
3年連続特A評価のおすすめブランド米
まずは今回紹介する3年連続特A評価をとっているブランド米を表にまとめました!
表の後に、それぞれのお米を詳しく紹介していきます!
おすすめブランド米まとめ
ななつぼし 北海道
道産米の一つで、香りと粘りは控えめでクセのない味わいが特徴。
「星の数ほど愛されるお米に」という願いから名付けられました。炊き上がりの粒感がしっかりしており、ご飯自体の香りが主張しすぎないためどんな料理にも合わせやすい万能型のお米です。
冷めても硬くなりにくく、チャーハンやカレーなど調理用にも適しています!
ゆめぴりか 北海道
北海道米のエース的存在で、「ななつぼし」と双璧をなす人気米。
こちらは甘い香りと強い粘りが際立ち、お餅のようなもちもち食感が楽しめます。炊き立ては艶やかで柔らかく、一口噛めば濃厚な甘みが広がります。「ゆめぴりか」は冷めても柔らかさが持続するため、おにぎりやお弁当にもぴったりです。
濃い味のおかず、特に味噌や醤油の風味が効いた肉料理との相性が抜群で、噛むほどにお米の甘みがおかずと調和します。
銀河のしずく 岩手県
デビュー以来、岩手県から登場した新星。炊き上がりの白さとツヤが美しく、名前の通り一粒一粒がきらめくような印象です。粘り気は控えめで軽やかな食感が特徴で、かむほどにほんのり上品な甘みを感じます!
粒がしっかりしてさっぱりとした味わいなので、和食でも洋食でも合わせやすい万能さがあります。
銀河のしずくは近年おにぎりの食味コンテストでも高評価を得ており、「冷めても硬くなりにくく軽やかな食感」でおにぎりに合うお米としても注目されています!
つや姫 山形県 置賜
「コシヒカリを凌ぐ美味しさ」をキャッチフレーズに開発された山形生まれのブランド米です。
名前の通り炊き上がりのツヤが素晴らしく、粒が大きめで揃いも良いのが特徴です。また強い粘りと口どけの良い柔らかさを併せ持ち、バランスの取れた上品な甘みがあります。
その上品な旨みと甘みは和食との相性が抜群で、お寿司や和定食のご飯にも選ばれるほどです。
開発元の山形県では「おかずを引き立てつつご飯自体が主役になれる味」と評されており、まさに“食卓の姫”として愛されています。
雪若丸 山形県 置賜
つや姫の弟分として山形県が開発した新品種。「つや姫」と同じく高い食味評価を誇りつつ、適度な粘りとコシのある硬さが特徴のお米です。
そのため食感はしっかりめで、「新食感のさっぱりした味わい」としてデビュー当初から話題になりました!
粒が大きく透明感があり、炊き上がりも美しい白さです。噛むほどに旨味が出るので、薄味のおかずや魚料理など繊細な味付けにも合わせやすく、軽やかで上品なご飯を楽しみたい方におすすめです。
彩りのきずな 埼玉県
埼玉県が「コシヒカリを超える米」を目指して開発した新品種。大粒で弾力があり、爽やかな甘みと旨みのバランスが良いお米です。
粘りはコシヒカリほど強くなく適度で、もっちり感と粒立ちの良さが両立した食感になっています。
一言でいうと「さっぱり×もちもち」のいいとこ取りで、どんなおかずにも合わせやすいのが魅力です。
冷めても程よい粘りが残るため、お弁当やおにぎりにも向いています。「彩のきずな」は暑さに強く作られているため品質も安定しており、近年人気急上昇中の埼玉ブランド米です。
コシヒカリ 新潟県 魚沼
言わずと知れた日本一有名なお米。中でも南魚沼産は毎年特A評価の常連です。
強い甘みと粘り、炊き上がりの香りと艶、どれをとってもトップクラスの評価を受けています。
もっちり柔らかでふっくらとした食感は格別で、噛むほどにお米の甘みが口いっぱいに広がります。
和食はもちろん洋食、中華までオールマイティーに合うため、迷ったときには「やっぱりコシヒカリ」が頼りになる存在です。特に新潟の肥沃な土壌と清らかな雪解け水で育った魚沼産は、「米の王様」と称される深い味わいがあります。
いちほまれ 福井県
コシヒカリ発祥の地・福井県が6年の歳月をかけて開発した新たな逸品で、「日本一(いち)美味しい、誉れ高き米」になってほしいとの願いが名に込められています。
その特徴はズバリ「究極のバランス」。もちもち食感でありながら粒感もしっかり感じられ、程よい弾力が心地よい食べ応えです!
決して硬すぎず適度な歯ごたえがあるため、噛むほどにお米の優しい甘みが引き立ちます。
冷めても甘みと食感が損なわれにくく、むしろ少し落ち着いてからの方が旨みが増すという声もあるほどです。上品な香りとふっくら感も相まって、和洋中どんな料理とも調和するプレミアム米です。
コシヒカリ 岐阜県
岐阜県で生産される高品質なコシヒカリです!
平野の豊かな水と土壌に育まれ、粒揃いが良く艶やかに炊き上がります。
コシヒカリらしい甘みと粘りがしっかり感じられ、さらに粒がやや大きめで歯ごたえも楽しめるのが特徴です。
炊飯時の香りも良く、茶碗に盛った時の存在感は抜群。噛むごとに広がる甘みとコクは、毎日の食卓のおかずを引き立てる名脇役です。冷めた後も硬くなりにくいため、おにぎりやお弁当用のご飯にも適しています。
コシヒカリ 三重県 伊賀
三重県伊賀地域で収穫されるコシヒカリです。
伊賀盆地の昼夜の寒暖差と清流で育ったお米は、香り高く深いコクがあるのが特徴です。
粒はやや小ぶりながら粘りが強く、しっとり柔らかに炊き上がります。口当たりがとても良く、冷めてもふっくら感が続くため、和食全般に合わせやすいです。
特に塩むすびにすると旨さが引き立ち、「お米そのものの味を楽しむなら伊賀米」と言われるほどファンに愛されています。隠れた名産地ですが、近年ふるさと納税の返礼品として人気が高まっています。
きぬむすめ 鳥取県
鳥取をはじめ中国・近畿地方で広く栽培されている注目の品種です。絹の娘の名の通り、炊き上がりの白さとツヤが際立つ美しいお米です。
淡白であっさりとした上品な味わいが特徴で、クセのない優しい甘みがあります。
粘りは適度で粒感もしっかりしているため、丼物など汁気のある料理でもご飯がべちゃっとせず、最後まですっきり美味しく食べられます。
和洋中どんな料理にも合わせやすく、まさにオールマイティー米と言えるでしょう。夏の高温にも比較的強いことから品質が安定し、近年評価が急上昇して特A獲得地域が増えています。
きぬむすめ 島根県
上記鳥取と同じ品種ですが、生産地が変われば風味も少し変化します!
島根産きぬむすめも3年連続特Aを受賞しており、粒が大きくふっくら、あっさりした上品な味です。
濃厚すぎないので洋風のおかずや油料理とも好相性です。噛めば噛むほど旨みを感じるので、お米そのもののクオリティの高さが光ります。絹のような白さと口当たりをぜひ堪能してください!
きぬむすめ 岡山県
中国地方では岡山県もきぬむすめの名産地です。
岡山産は気候の違いからか、ややもっちり感が強めで甘みも感じられると言われます。とはいえ基本はあっさりめで、ご飯の軽やかさは健在です。
瀬戸内の温暖な気候で育ったお米は粒がしっかりしており、噛み応えと程よい粘りが楽しめます。岡山の郷土料理(ばら寿司など)ともよく合い、酢飯にしても粒が崩れにくく美味しいお米です!
にこまる 高知県
高知県の「にこまる」は人気品種で、特A評価が連続で獲得しています!
太平洋側の高知で育ったお米は日差しをたっぷり浴びている分、粒の張りと甘みが際立つ傾向です。炊き上がりはふっくらとして香りが良く、口に入れるともっちり粘りが舌に心地よく絡みます。
「にこまる」は産地による味のブレが少ない品種とも言われますが、高知産も例に漏れず安定した美味しさです。海の幸・山の幸どちらの料理とも合わせやすく、毎日食べても飽きの来ないご飯です!
さがびより 佐賀県
佐賀県が誇るトップブランド米。大粒でツヤがあり、もっちりした食感と甘み・香りの良さが特徴です。
噛むとお米の甘みがしっかり感じられ、粒の存在感が大きいので食べ応えも十分。
「時間がたっても美味しい」ことを開発コンセプトにしており、実際冷めても硬くなりにくく旨みが落ちないため、おにぎりやお弁当に最適です。
濃厚なおかずに負けないコクがありつつ後味はスッキリしているので、和洋問わず愛される万能型のお米です!
ひとめぼれ 大分県
東北生まれの品種「ひとめぼれ」を大分県西部で育てたものです!
豊後の山間地ならではの寒暖差が、お米の甘みを引き出しています。コシヒカリ譲りの粘り強さと甘さを持ちながら、口当たりは優しく名前の通り一口で恋する美味しさ。
冷めてもふっくら柔らかで、お弁当やおにぎりにも人気の品種です。
「ひとめぼれ」は全国でも生産量が多くポピュラーなお米ですが、西日本産は少し柔らかめに炊き上がる傾向があります。大分産ひとめぼれはまさにその良さが出ており、和食に合わせるとおかずの味を引き立て、ご飯自体の甘みもしっかり楽しめます。
ゆめぴよのおすすめ米は?
今回16種類のお米を紹介しましたが、その中でもおすすめなのは以下の2つです!
- 北海道 ゆめぴりか
- 魚沼産 コシヒカリ
北海道のゆめぴりかは、炊きたての食感がとてももちもちしていて、甘みも強いのでおかずに負けないくらいの味わいなんです!
さらに食味ランキング10年連続で特Aを獲得していて、私は納税でリピート買いしています!
魚沼産のこしひかりは、HIKAKINさんも「究極のたまごかけご飯」の動画で紹介していた王道中の王道のブランド米です!
私はふるさと納税で一度買ってみたのですが、甘さが今まで食べたお米のどれよりも引き立っていて、お米の大様にふさわしい味わいでした!
実際、魚沼産のこしひかりは2016年まで28年連続で特Aを獲得するという偉業をなしとげています。



毎日のごはんをいいものにしてみたけど、どのお米がいいか困っている方は、ぜひこの2つのお米を試してみて欲しいです!
さいごに
今回は、日本穀物検定協会のお米のランク付けで最高評価「特A」を3年連続獲得したお米を紹介しました!
この記事を通して、今まで何気なく食べていたお米に、こんなに種類や特徴があって、味の違いもあることを知っていただけたなら何より嬉しく思います!
他の記事では、味よりもコスパを重視したい人に向けてレビューが多くて、コスパのいいお米を紹介していますので、気になった方はチェックしてみてください!


ここまで読んでいただきありがとうございます!



本日も残り一日、よい一日をお過ごしください!
それではまた ^ ^