短期留学と聞くと、本当に効果があるのか不安、実際行ってみたが意味はないなどと様々な意見があります。
私は、短期留学でも効果があると考えます。実際にTOEICのスコアは145点伸びました。
ですので、こちらの記事では、短期留学で英語が伸びるか不安な方のために、私がロサンゼルス留学プログラムを通して見つけた英語を学習する上での落とし穴と英語力を大幅に上げることができた方法を紹介します。
まず結論からいうと英語力を大幅に上げることができた方法は、
1日の95%は英語を使う環境を作る
です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
短期留学の落とし穴
留学では、言語を学習しながら日本国外で日常生活を送るというとても貴重な経験をすることができます。
しかし英語を習得するという目的で短期留学プログラムに参加する場合は、短い期間で英語を学習しなければいけません。
この点に関して、ある落とし穴があります。
それは、
短期留学プログラムは、「英語の授業を海外で行う」に等しい
ということです。どういうことか詳しく説明します。
私が経験した短期留学プログラムとは、英語を学習したい方が、UCLA( University of California, Los Angeles : カリフォルニア大学ロサンゼルス校 )というアメリカの大学に属する留学学校に通うというシステムでした。
ロサンゼルスは、一年中天気がよく、日本と違い空気が乾燥した過ごしやすい気候に加えて、ディズニーランドやハリウッドがあるエンターテイメントの町と言われている場所なので、ロサンゼルスでの留学プログラムは日本人の方に大変人気が高く、シーズンによって変わりますが毎シーズン数人の日本人の方々が参加します。
留学学校での授業は、朝の9時から午後の3時までというスケジュールで
、授業中の会話は全て英語で行われます。
しかし授業終了の午後3時になると、多くの方が母国語に戻りそれぞれ母国語が同じ人同士でグループを作りロサンゼルス観光に行きます。
そして、留学プログラムではホームステイか寮に入るかを選べるのですが、私が留学した際には、多くの日本人の方が寮で相部屋になり生活していました。
ここまでの話をまとめると、授業中は英語で話して授業後は日本語に戻るということなので、短期留学プログラムは、「英語の授業を海外で行う」に等しいと言えます。
それじゃあ、日本人じゃない人と話せばいいじゃないかと思うかもしれまえんが、慣れない環境に身をおいたときには想定していないトラブルが起きたり不安になることが多くあります。そんな中で馴染みのある日本語で話しかけれたら、自然と話してしまうものなのです。
そして留学に来ている日本人の方は、意識が高くとても素敵な人が多いのでついつい話したくなるんですよね。
私も授業後は少し日本語を話しましたね。
しかし、少し話すくらいは良くて、それ以外で英語を話す環境を作れば英語力は身につきますので、そちらは次の章にて説明します。
1日の95%は英語を使う環境を作る
英語力を上げるためにいちばん大切なことは、慣れることです。
特に留学では、ネイティブな英語を聞き続け、そして自分自身で使い続けることで慣れていきます。
なので前章で紹介したように日本語を少しばかり話す機会が少しあってもけれども、一日の95%は英語を使う努力をする必要があります。
私が、一日の95%を英語を話すために、実行したことは以下の3つです。
- 宿泊はホームステイにする
- 日本人が多くいるグループからの誘いは断る
- 現地でネイティブの友達を1人でいいから作る
ホームステイは、留学時に選べるのでそこでホームステイを選択するだけです。
日本人グループからのお誘いは、日本人であれば断りづらいかもしれませんが、そこは頑張ってください。
私は、アメリカへの留学は費用が多くかかるので、英語を学習するため「もうこんな貴重な機会はないんだ」と自分にプレッシャーをかけて心のなかで泣きながらお誘いを断りました。
現地でネイティブの友達を作るのは、結構難易度が高いですが、一番効果があります。ホームステイ先に家族が授業後にすでに家にいる場合はいいですが、僕の場合は、ホームステイ先の家族が夜にならないと帰ってこないため、その間に英語を話す友達がほしいと考えました。
そして、私はUCLAの大学生の友達を作り、その方に様々な観光地を案内していただき、今でもinstagramで連絡を取るくらい親密な仲になりました。
この現地の友達の作り方に関しては、別記事にて紹介します。
以上3つのことを行うことで、一日に95%英語を話す環境を作り、英語に慣れていくことで英語力を大幅に上げることができました。
とはいえ、英語を話すのは恥ずかしいし、勇気がいると考える方が多くいると思います。
そんな方のために、英語を話す恥ずかしさを消すための記事を書きましたので、参考にしてください。
まとめ
今回は、短期留学プログラムで英語学習をする上での落とし穴、からそれを乗り越えて英語を力を短期間で高める方法を紹介しました。
今回の記事でのポイントは、可能な限り日本語を話す環境を減らし、英語を話すということでした。
短期間で英語力を上げるためには、短期間で英語に慣れる必要があるので、それなりに厳しい環境をつくる必要があるのです。
私自身、ホームステイをして、日本人の方から距離をおいて、現地で友達を作るとかなりストイックにストイックにすごいていましたが、勇気が必要でしたし辛いこともありました。しかし、TOEICの点数は145点(リスニング80点、ライティング65点)も伸びましたし、海外に友だちもできたので当時の決断を後悔したことはありません。
短期留学プログラムで英語を学習するということはハードルが高いですが、それを乗り越えれるような正しい努力をすれば、全然可能です。
留学で英語学習するためにこの記事が少しでもお役に立てそうでしたら、是非シェアして周りの方にも知らせてあげてください。
皆さんや、皆さんの周りの方が留学で最大限の効果を得ることができることを祈っています。
それでは残り一日、よい一日をお過ごしください!