払っていても意外と知らない【金利・利子・利息】の違いとは?

皆さんは、「あなたの銀行の預金に対する金利は何%ですか?」という問いにすぐにお答えできますか?

また、最近の新型コロナウィルス により落ち込んだ経済を活性化させるために

「FRB(アメリカの中央銀行)が政策金利を0~0.25%に据え置いた!!!」

なんてニュースを見たことがある人もいるはずです。

金利は、資産を増やすためのみならず、経済の動きをコントロールできるほど影響力のあるものであり、知らないと損することも多々あります。

今回のブログでは、金利を知らない初心者の方のためにもわかりやすく説明していきます!

目次

金利、利子、利息とは?

皆さんは、金利、利子、利息という言葉を人生で一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

小難しいようですが、簡単にまとめると、このようになります。

金利 — お金を借りる側が、お金を返すときに追加で払う割合

利子 — お金を借りる側が、お金を返すときに追加で支払うお金

利息 — お金を貸した側が、元のお金に追加してもらうお金

会話ではこのように使われます!!

ゆめぴよ

今新居のために新しい家具を買いたくて、金利10%で1ヶ月後に返すから1万円貸してくれない?

生徒

なるほど、、、金利50%ならいいだろう(ドヤ顔)

ゆめぴよ

いやウシジマくんじゃねえか!! 頼むよ〜

結局借りて 1ヶ月後

ゆめぴよ

これ返すね。利子の1000円も追加して11000円ね!

生徒

利息1000円か、悪くない。よしっケンタッキーで贅沢ランチだ

こんな感じ!イメージ湧きましたか?

銀行での金利とは?

銀行は、お金を預けている私達に、感謝料として金利を払っています。銀行では、銀行の種類によって金利が変わってきます。

ではまず銀行にはどんな口座があるのでしょうか?


1, 普通預金

2, 定期預金

3, 総合口座

4, 当座預金

5, 貯蓄預金

6, 大口定期預金

7, 積立定期預金

8, 期日指定定期預金


うん多いね!!!!(笑顔)

ここには企業でないとあまり利用しないような口座もあるので、皆さんが一般的に利用して、さらに利息がつく普通預金と定期預金について説明します。

普通預金

預金の引き出しが自由にできる預金。金利は0.001%が基本。

定期預金

預金の引き出しが一定期間できない預金。各銀行によって預入期間が設定されており、一般的には1ヶ月〜10年です。普通預金の金利が0.001%の場合は0.01%であることが多い。普通預金より10倍の金利がつきます。

皆さんが普通に口座を開設して使っているのが、普通預金ですので定期預金って聞いても馴染みがないと思います。

それではどんなものか、三菱UFJ銀行の定期預金の金利を参考に、見てみましょう!

表1 【三菱UFJ銀行】のスーパー定期の金利

300万円未満300万円以上
1ヶ月0.002%0.002%
2ヶ月0.002%0.002%
3ヶ月0.002%0.002%
6ヶ月0.002%0.002%
1年0.002%0.002%
2年0.002%0.002%
3年0.002%0.002%
4年0.002%0.002%
5年0.002%0.002%
6年0.002%0.002%
7年0.002%0.002%
8年0.002%0.002%
9年0.002%0.002%
10年0.002%0.002%

普通金利は0.001%なのでその2倍の金利がつくようですね!

預け入れ期間には、1ヶ月から10年までありますが、これらの金利は一年での金利なので例えば1ヶ月のみ預けた場合は

0.002÷12 = 0.00016667 %

つまり、100万円を預けると1ヶ月で1円もらえるわけです!

普通預金よりはましですが、この金利は決して大きなものではありません。

最近では、メガバンクよりネット銀行の方が、金利が高い場合があります。例えば楽天銀行、オリックス銀行の定期預金の金利表はこんな感じです!

表2 【楽天銀行】の定期預金の金利

1000円以上、100万未満100万以上、1000万未満1000万以上
7日0.02%0.02%0.02%
14日0.02%0.02%0.02%
1ヶ月0.02%0.02%0.02%
3ヶ月0.02%0.02%0.02%
6ヶ月0.02%0.02%0.02%
1年0.02%0.02%0.02%
2年0.02%0.02%0.02%
3年0.02%0.02%0.02%
5年0.02%0.02%0.02%
7年0.02%0.02%0.02%
10年0.02%0.02%0.02%

表3 【オリックス銀行】の定期預金の金利

100万円以上300万円以上1,000万円以上
6ヶ月0.10%0.10%0.10%
1年0.12%0.12%0.12%
2年0.15%0.15%0.15%
3年0.25%0.25%0.25%
5年0.28%0.28%0.28%

楽天銀行も、いろんな期間で預け入れできるようですが、金利は変わりません。

一方、オリックス銀行は、長く預ければ預けるほど、金利上昇します。さらに基本となる金利の水準も高いです。両者とも、三菱UFJと同じく年率なので、一年に満たない場合は、日割計算の金利が適応されます。

ちなみに楽天銀行を三菱UFJと同じく1ヶ月で計算すると

0.02 ÷12 = 0.00166667%

100万円を預けると1ヶ月で16円もらえるわけです!

また1年、1ヶ月預けた場合、各銀行を比較してみるとこのようになります。

表4 【三菱UFJ】と【楽天銀行】と【オリックス銀行】の定期金利の比較

三菱UFJ銀行楽天銀行オリックス銀行
1ヶ月+1円+16円なし
1年+20円+200円+1200円

このここでわかるのは、三菱UFG銀行より楽天銀行、楽天銀行よりオリックス銀行に預けた方がお金が増えやすいことですね!!

金利を上げる裏技

ここでは、銀行での金利を上げる裏技を公開お教えします。

これは、各銀行でのキャンペーンなので、皆様が閲覧している日時にキャンペーンが続いているか、念のため確認ください!

先ほどの例で、楽天銀行よりオリックス銀行のほうが、金利がよいとお話ししましたが、次のキャンペーンを適応すると楽天銀行の普通預金の金利をオリックスと以上まで持っていくことができます!

それは、

マネーブリッジ設定をすることで、普通預金の金利が5倍の0.1%になる

というサービスです。

楽天銀行の普通預金口座の金利は、定期預金口座と同じく0.02%なんですが、マネーブリッジ設定をするだけで、これが0.1%になります。

この設定はとても簡単で、以下の2ステップで完了することができます。

1, 証券口座を開く

2, マネーブリッジ設定をする

証券口座 — 株式、債権など金融商品を購入するときにお金を出し入れする口座。銀行で作る普通預金口座とは別で新しく作る必要がある。

マネーブリッジ — 楽天証券から、株式(などの金融商品)を購入する際、証券口座に十分な残高がない場合、自動的に普通預金口座から、必要額を引き落としする。簡単に言うと楽天証券口座と普通預金口座を連動させるというもの。

オリックスの場合、定期預金の金利は、一年で0.12%と高水準ですが、普通預金の金利は0.01%です。

つまりこのようになります。

表5 【オリックス銀行】と【楽天銀行】の普通預金の金利

オリックス銀行楽天銀行
普通預金 金利0.01%0.02%
↓5倍
普通預金 金利(マネーブリッジ後0.01%0.1%

このように普通預金を使う場合、マネーブリッジ設定を行うと、楽天銀行のほうが良いことがわかりますね!

ちなみに、楽天銀行の利子はこちらで試算できまので!

ご自身の資産をどれくらい預けると、どれだけ利子がもらえるのか気になる方は使ってみてください!


今回は、以下の目次で銀行預金への金利の説明をさせていただきました。

  1. 金利、利子、利息とは?
  2. 銀行での金利とは?
  3. 金利を上げる裏技

読んでくださった方の中に、自分が使っている銀行の金利を見直したり、新しい口座の開設を検討してくださる方がいらっしゃれば、お役に立てたかと思います。

これからも投資・経済に関するブログを書いていきますので、宜しくお願い致します。

それでは、最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

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