英語を学習するにあたって、一番最初にぶつかる壁は英語を話すのが恥ずかしいという感情ですよね。
教科書を読んだりネットで調べた英語をすぐ実践で使う方が、頭にも残りやすいですし効率もいいというのはわかっているのですが、
- 発音が正しいか自信がないし、伝わらなかったら恥ずかしい
- バカにされそうで恥ずかしい
といった感情が邪魔して中々実践に移すことができませんよね。
今の私はTOEIC800以上出せていて、仕事での会議でも英語を使えるようになりましたが、以前の僕も恥ずかしいという感情を持っていました。
当時の僕は、恥ずかしいことに慣れていくという強引な手段で徐々に恥ずかしさを克服していったのですが、海外の友人と話したり自分で色々考えたりして思いついた2つの考え方を持ったときに急に恥ずかしさが消えました。
今となっては、この考え方を初めから持っていればより早く英語を習得できたのかもしれないとさえ思います。
そしてこちらのブログでは、皆さんの英語を話す時の恥ずかしさを少しでも減らして、英語の学習に役立ててもらうためにその2つの考え方をご紹介します。
恥ずかしさを消す2つの考え方
結論から話します。英語を話す際に恥ずかしさを消す考え方は以下の2つです。
・頑張って日本語を話そうとしている外国人のことを思い浮かべる
・他人の恥ずかしい失敗をどれだけ自分が覚えているかを考える
それでは1つ1つ見ていきましょう。
頑張って日本語を話そうとしている外国人のことを思い浮かべる
この考え方のポイントは、自分の英語を聞いている相手の目線になることであり、この考え方を持っていると「恥ずかしさが消え、頑張ってでも相手に英語を伝えたい」と思うようになります。
まず、このような状況を考えてください。
日本が大好きで、初めて日本に旅行に来た観光客の人がいます。しかし、旅の途中で目的地への行き方がわからなくなってしまいました。
そこで、近くにいる日本人であるあたなに対して勉強したばかりの日本語やジェスチャーで目的地への行き方を聞こうとしています。
あなたはその方のことをどう思いますか?
僕なら、「頑張って日本語を話してくれるのは嬉しいし、困ってるから優しく道を教えてあげよう」と考えます。心優しい人が多い日本人の方であればこのように思うのではないでしょうか。
この感情は、逆の立場になっても同じなのです。
あなたが、英語を頑張って話そうとしている姿を見ると、その聞いている人は「英語を話してくれるのは嬉しいし、上達するように色々教えてあげよう」と思うのです。
出川イングリッシュはその例の1つですね。
出川さんがジェスチャーや英語を使って道を聞いた時、みんな笑顔で道を教えくれたり、ただし英語を教えてあげたりします。あと必死さが可愛いとさえ思われていますよね(笑)
このように、自分が日本語を話されるという逆の立場に立って考えると、「恥ずかしさが消え、頑張ってでも相手に英語を伝えたい」と思えるようになるのです。
他人の恥ずかしい失敗をどれだけ自分が覚えているかを考える
こちらの考え方も、1つ前の考え方と同じでポイントは、自分の英語を聞いている相手の立場に立つことであり、この考え方をもっていると「失敗したとしても相手はすぐ忘れるので大丈夫」と思えるようになります。
説明を始める前に質問させてください。
あなたは友達が授業中や仕事中にしてしまった恥ずかしい間違いを全て覚えていますか?また覚えていたとしても、それを掘り起こすようなことはしますか?
私はほとんど覚えていません。相当ショッキングで恥ずかしいことであれば覚えているかもしれませんが、言葉を間違えたレベルのことは全く覚えていません。
これは少し記憶のメカニズムに関わってくるのですが、まず人間の脳は本能的に「自分の生命を維持するのに重要な情報」を優先して記憶します。現代の日本は、幸い健康な人が多く、安全となっているので命の危機的な事はほとんどありません。
しかしその次に、生命の維持に重要だと脳が判断するのは、感情の動きです。ストレスが溜まると病気になりますよね。
よって、感情を大きく揺さぶられる事を人間は記憶します。心の傷は消えないというのは、深く傷ついたときに感情が大きく動き、脳がそれを生命活動に重要な情報だと判断して起きるものなんです。
そこで、本題に戻りますが「あなたの友達が英語の発音でミスをした時に、あなたの感情はどれくらい動きますか?」ちょっと笑ってそれで終わりなんです。
正味あなたの生命活動には、1ミリも影響を及ぼしません。重要な情報ではないので、脳はすぐに忘れます。
このように相手の立場に立つことや、脳のロジックを知ることによって、「失敗したとしても相手はすぐ忘れるので大丈夫」と間違えてもすぐに立ち直れるようになるのです。
まとめ
今回は、英語を話すときの恥ずかしさを消すために以下の2つの考え方について説明しました。
これらの考え方を持つことによって、私は英語を話す恥ずかしさが消えて、英語を急速に上達させることができました。今までこのような考え方を持っていなかった方がいれば、是非使ってみてください。
・頑張って日本語を話そうとしている外国人のことを思い浮かべる
・他人の恥ずかしい失敗をどれだけ自分が覚えているかを考える
今回の記事が皆様のお役に立てたのなら幸いです。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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