つみたてNISAや投資信託の積立投資の選択肢として、人気があるオールカントリー(通称 オルカン)ですが、それに似た投資信託である全世界株式(除く日本)という投資信託があります!
多くの方がこの2つの投資信託で悩んでいるのを、見かけますし、僕自身もすごく迷いました。
そしてあらゆる比較を行ったところ、結論としては全世界株式(除く日本)がオールカントリーよりも魅力的だということがわかりました!
このブログではこの2つの投資信託について、投資信託の内容の違いからあらゆる基準価格のパフォーマンスはもちろん、その他のパフォーマンス指標も用いて比較していこうと思います!
そもそもオルカンと全世界株式(除く日本)とは?
初めにオルカンと、全世界株式(除く日本)それぞれを見ていくよ!
オルカンとは
オルカンとはMSCI オールカントリーワールドインデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとしており、日本を含む先進国や新興国に幅広く投資する投資信託です!
正式名称はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です!
2022/ 5/3 時点の数値 | |
純資産総額 | 5025.77 億円(前年比 +214.79 %) |
設定日 | 2018年10月31日 |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
為替ヘッジ | なし |
購入手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) | 年率0.1144% |
オルカンについては、下の記事で詳しく説明しています!
全世界株式(除く日本とは)
続いて全世界株式(除く日本)はMSCIオールカントリーワールドインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)をベンチマークとしており、先進国や新興国に幅広く投資をする投資信託です!
正式名称は、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)です!
2022/ 5/3 時点の数値 | |
純資産総額 | 1358.33 億円(前年比 +140.23%) |
設定日 | 2018年03月19日 |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
為替ヘッジ | なし |
購入手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) | 年率0.1144% |
比較
次にオルカンと全世界株式(除く日本)のパフォーマンス以外の比較をしていきます!
オルカンと全世界株式(除く日本)の比較
ここでは、オルカンと全世界株式(除く日本)で違う項目を比較してみます!
運用管理費用や為替ヘッジなどは同じだったので、それらは省略しています!
オルカン | 全世界株式(除く日本) | |
純資産総額 | 5025.77 億円(前年比 +214.79 %) | 1358.33 億円(前年比 +140.23%) |
設定日 | 2018年10月31日 | 2018年03月19日 |
投資している国 | 日本を含む先進国23・新興国26 | 日本を除く先進国22・新興国26 |
純資産総額は、金額も前の年と比べた増加率もオルカンが勝っています!
純資産総額とは、投資家から集めたお金の合計だと理解してね!
つまり
純資産総額が多い → 投資家が沢山お金を預けている
ということだよ!
純資産総額を見るとオルカンのほうが人気があることがわかりますね!
続いて、設定日を見てみるとオルカンは全世界株式(除く日本)の7ヶ月後に設定されたことがわかります!
オルカンの方が、後に設定され、かつ純資産総額が大きいので圧倒的にオルカンのほうが人気があることがわかりますね!
続いて投資している国について、見ていきましょう!
この2つの投資信託の違いは、オルカンは日本含んでいて、全世界株式(除く日本)はその名の通り日本を含んでおらず、それ以外の国は下の図の通り同じになります!
ただここで注意点!!
下の図は、2021年9月時点での構成比率
昨今のロシアのウクライナ侵攻を受けてMSCI Incは3月9日でロシア株を指数から除外したんだよ。
だから下の図では新興国が27国となってるけど、現在は26国なんだよ。
オルカンの地域構成比率
全世界株式(除く日本)の地域構成比率
パフォーマンス指標の比較
今まで、投資信託の内容について見てきて、構成国は日本があるないの違いでオルカンのほうが人気があるくらいの内容になります。
ではパフォーマンスはどうでしょうか!
皆さんもどちらが上か予想をしながら見ていってね!
ところで、どっちが上だと思う?
う〜んやっぱり人気があるのはオルカンだし、我らが日本が含まれてるから
オルカンのほうがパフォーマンス高いと思います!
オルカンってよく聞くからね!
じゃあ見ていこうか!
オルカン | 全世界株式(除く日本) | |
2022年初来リターン( ~5/2 ) | -2.31% | -2.11% |
3年リターン(2019~2021年) | +190.13% | +193.51% |
シャープレシオ6ヶ月 | 0.11 | 0.13 |
シャープレシオ1年 | 0.77 | 0.79 |
シャープレシオ3年 | 0.75 | 0.76 |
インフォメーション・レシオ6ヶ月 | 5.36 | 5.45 |
インフォメーション・レシオ1年 | 3.55 | 3.60 |
インフォメーション・レシオ3年 | 0.83 | 0.91 |
基準価格のリターンは、過去3年間と年初来の両方で全世界株式(除く日本)が勝っています!
また、「リスクがない投資と比べてどれくらいリターンを出せたか」を表すシャープレシオについても過去6ヶ月、1年、3年のすべての期間で全世界株式が上回っています!
最後に、「ベンチマークと比較してどれくらい上回ったリターンを出せたか」を表すインフォメーション・レシオ もすべての期間で全世界株式(除く日本)が上回っています。
すべてのパフォーマンス指標を見てみると全世界株式(除く日本)がオルカンよりもリターンが高く、うまく運用されていることがわかるね!
まさか、我らが日本が入っている方が負けるなんて、、
でも投資家として現実を受け入れて、現時点では全世界株式(除く日本)のほうがいい投資対象だと理解しておきます!
僕自身も色々調べて全世界株式(除く日本)を積立投資しているから、よければ参考にしてみて!
そして下の方に、オルカンと全世界株式の両方に投資できる証券口座をまとめておくね!
オルカンと全世界株式(除く日本)に投資できる証券口座
オルカンと全世界株式(除く日本)を取り扱っている証券会社は下のとおりです。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券
下のボタンから無料で証券口座を開くことができるので、つみたてNISAや積立購入を考えている方は、下のボタンから開いてみてください!
SBI証券
- 株式取引シェアNo.1
- 手数料が格安
- 取引の画面が使いやすい
- つみたてNISAで利用している方が多い
\株式取引シェア No.1 ・手数料が格安 /
松井証券
- 1日の約定代金合計50万円以下の株式取引手数料は無料
- NISA株式取引手数料は恒久無料
- デイトレ向け商品(一日信用取引)の手数料は無料
\ 初心者からデイトレーダーまで幅広く使われてるよ/
マネックス証券
- 圧倒手な取り扱い銘柄数
- 取り扱いIPO件数が多い
- NISA口座でIPOができる
- 銘柄分析ツールが充実している
\ 米国株を取引するならここ!/
まとめ
このブログの内容をまとめます!
- 全世界株式(除く日本)はオルカンから日本を除いたもの
- 全世界株式(除く日本)のほうがオルカンより早く運用されていた!
- オルカンより全世界株式(除く日本)の方がパフォーマンスがよい!
このブログでは、オルカン vs S&P500 の比較記事も書いてるから是非チェックしてみてね!
あと投資信託の基礎を下の記事ですべて解説しているから、投資信託についてもっと知りたい方はチェックしてね!
ゆめぴよ先生に変わって
それでは、みなさんよいGWをお過ごしください!